B型肝炎給付金対象の方

  • B型肝炎ウイルスに
    持続感染している方
  • 集団予防接種を
    受けたことがある方
  • 昭和16年7月2日
    以降に生まれた方

これらに当てはまる方は、給付金支給の対象となる可能性があります。一度、静岡弁護団へご相談ください。

集団予防接種等の際にB型肝炎ウイルスに感染

病態別の給付金等について

給付される金額は、医療記録などで確認できる「これまでで最も重い病態」に基づいて決まります。

病態別給付金額

  • 無症候性キャリア 50万円+定期検査費用等

    ※定期検査費用等

    ・血液検査(項目指定有)、画像検査(腹部エコー)年4回
    ・画像検査(造影CT若しくは造影MRI又は、単純CT若しくは単純MRI)年2回
    ・年2回までの検査毎の手当15,000円
    ・回数の数え方は、暦年単位(毎年1~12月の間に4回又は、2回までの受診)
    ・その他、母子感染防止、同居家族の感染防止に係る費用(いずれも規定有)

  • 慢性肝炎 1,250万円

    発症してから20年以上経過している場合

    ・治療を受けている方:300万円
    ・治療を受けていない方:150万円

  • 肝硬変(軽度) 2,500万円

    発症してから20年以上経過している場合

    ・治療を受けている方:600万円
    ・治療を受けていない方:300万円

  • 肝硬変(重度)・肝がん 3,600万円

    発症してから20年以上経過している場合は900万円

  • 死亡 3,600万円

    死亡後20年以上経過している場合は900万円

救済要件

  1. B型肝炎ウイルスに持続感染していること
  2. 満7歳になるまでに集団予防接種等を受けていること
  3. 生年月日が昭和16年7月2日~昭和63年1月27日までの間であること
  4. 母子感染ではないこと *1
  5. その他集団予防接種等以外の感染原因がないこと
    ・幼少期に輸血をしていないこと
    ・父子感染ではないこと *1
    ・ジェノタイプがAe型ではないこと 等
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VOICE

和解者の声

60代 女性(遺族原告)

和解が成立し、1つの区切りがついたと思っています。

60代 男性 慢性肝炎

和解が成立し、人生の考え方がポジティブになりました。

50代 女性 慢性肝炎

国と戦ってくださった多くの方がいたからと感謝しております。

60代 男性 無症候性キャリア

検査費用を負担していただき助かります。

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全国B型肝炎訴訟静岡弁護団からのご挨拶

全国B型肝炎訴訟弁護団は、平成23(2011)年6月28日に国との間で基本合意を成立させた弁護団です。
当弁護団は、その全国B型肝炎訴訟弁護団に所属し、静岡県内の弁護士20名で構成されております。担当地区は、静岡県内および、愛知県東三河地区(豊橋市、豊川市、蒲郡市、田原市)です。

現在、『基本合意』および、『特定B型肝炎ウイルス感染者給付金等の支給に関する特別措置法(平成24年(2012)年1月13日に施行)』に基づき和解手続きが進められておりますが、中には救済要件に形式上該当しない方(例えば、母子手帳がない方、母親が亡くなっていて血液検査結果も残っていない方、母子感染だと言われた方等)もいらっしゃいます。そのような方々についても、できる限り給付金を受け取れるよう今までの知識や経験を活かし救済に取り組んでおります。

さらに、弁護団では、個々の救済(和解)のみならず、医療費助成を求める『恒久対策活動』や、事件の真相を究明し、再発防止を求める『真相究明活動』、また『教育啓発活動』として被害の状況を皆さんに知ってもらい、今後二度とこのような被害を起こして欲しくない、偏見や差別のない社会を作るために活かして欲しく、大学や看護学校等にて患者講義等も行っています。
*患者講義のお申込み・お問い合わせは当弁護団へ 054-205-0577(9:30~17:00)

『自分も集団予防接種によるB型肝炎被害者ではないか?』『母子感染と言われたことがあるが、自分は対象になるのか?』など、お一人で悩まず当弁護団へご相談ください。

全国B型肝炎訴訟 静岡弁護団

NEWSお知らせ

2024.06.05
第90次提訴および、76回目の和解のお知らせ
2024.04.09
令和6年4月13日(土)豊橋にて医療講演会および、個別相談会を開催します!
2024.03.05
令和6年4月13日(土)豊橋医療講演会開催
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